これまでとは違う戦略、「頑張らないことを頑張る」という考え方

 

「昭和的な価値観とは何だったのか」について以前の記事に書きました。

昭和的な価値観とは何だったのか?新しい時代の価値観とは何か?

2018.04.20

 

今回は、「昭和的な価値観はなぜダメなのか」についてもう少し考えてみます。

そして、新しい時代の価値観のキーワードである「頑張らないことを頑張る」
という考え方と、この考え方に基づいた、
新しい時代を生きて行くための戦略について考えてみます。

 

昭和的な価値観はなぜダメなのか

インターネットが誕生し、テクノロジーが大きく進化しました。
そして、私たちは確実に新しい時代の転換期に生きています。
しかし、社会は今も強力な昭和の価値観に支配されています。

昭和の価値観とは、
根性や努力、とにかく頑張れ、などの精神論が土台にあり、
会社に尽くし、会社とともに生きていくという考え方です。

昭和の価値観は、新しい時代には通用しません。
新しい時代には、新しい価値観で生きていくことが必要なのです。

 

昭和の価値観は、「根性」「努力」「頑張る」といった言葉で表すことができます。
これらの言葉には、「つらいけど」「やりたくないけど」
などの後ろ向きな意味が、常に言葉の頭につくと私は感じています。

こういった考え方であっても、仕事に取り組んでいくうちに、
年々賃金が上昇し、日々生活が豊かになっていくような、まさに昭和のような時代であれば、
「つらかったけど」「やりたくかったけど」あの時に頑張って良かった
と苦労が報われたかのように感じることができます。

だから、「根性」「努力」「頑張る」は間違いではなかったと思うことができます。
しかし、私たちが生きる今は、そんな時代でありません。

 

「貧富の格差」は年々拡大しています。
仕事の内容が高度になり労働時間が増えても、賃金は増えるどころが減少しています。
人口は減少に転じ、今後ますます経済が縮小していきます。
私たちが生きていきているこの時代は、「成長期」ではなく「衰退期」なのです。

こんな時代において、「根性」「努力」「頑張る」という言葉とともに、
自分に鞭を打っても、それに見合った報いを受けることは決してありません。

この証拠として、うつ病患者は100万人以上いると言われ、
15歳~39歳の死因のトップが自殺と言われているのです。

 

「頑張らないことを頑張る」という考え方

それでは新しい時代のキーワードとなる、
「頑張らないことを頑張る」とはどのようなものでしょうか。

それは、「根性」「努力」「頑張る」などの精神論が正しいという考え方を
まずは、きっぱりと捨てることです。
つまり、「根性」「努力」「頑張る」などの古い価値観をきっぱりと捨てるために、
その仕組みや方法に注力していくという考え方です。

 

「根性」「努力」「頑張る」と真逆の言葉はなんでしょうか。
それは「やりたいことだけやる」「得意なことだけやる」「楽しいことだけやる」です。
「やりたいことだけやる」「得意なことだけやる」「楽しいことだけやる」を実現するための
仕組みや方法を考えて実行することが、「頑張らないことを頑張る」という意味です。

「そんな理想論を言ってもできるはずがない」と感じる人がいるかもしれません。
しかし、冷静に世の中を見渡すとこれを実現することが十分に可能な時代なのです。

前章にも書いたように、私たちは時代の「衰退期」に生きています。
しかし同時に、私たちは、今時点で人類史上、最新・最強のテクノロジーに囲まれ、
人類史上でもっとも自由に行動できるチャンスにも恵まれているのです。

それでは、「頑張らないことを頑張る」ためには、
私たちは具体的にどんな戦略をとることができるのでしょうか。

 

「頑張らないことを頑張る」ための3つの戦略

「頑張らないことを頑張る」ためには、大きく3つの戦略がある、
と私は考えています。

1つめは、脳科学の知識とノウハウを最大限に利用することです。
「やりたいことだけやる」「得意なことだけやる」「楽しいことだけやる」ためには、
脳科学の知識とノウハウが必要不可欠です。

脳の機能については、科学的にすでに多くのことが分かっており、
実験によって蓄積されたデータも膨大にあります。

脳の機能を踏まえた脳機能理論を駆使することで
私たちは努力をしなくても目標を達成できるようなることは、
科学的にすでに証明されているのです。
この件の詳細については、以下の記事に書いています。

脳機能理論を学ぶ-その1:夢を実現する方法(基礎1)

2018.04.24

 

2つめは、メンターを見つけて最短ルートを進むことです。
メンターとは指導者という意味です。
私たちが何を成し遂げようする時に、最短ルートで進むためには、
その道の成功者の実行してきたことを徹底的に真似ることが最善の方法です。

メンターは、自分が進みたい道で成功しており、
かつ、重要なのは、自分と考え方や性格、境遇などが似ている人物であることです。
その理由は、どんなに立派な人物であろうと根本的に自分とは価値観が異なる人を
徹底的に真似することはとても難しいからです。

自分にあったメンターを見つけることは一昔前はとても困難でした。
しかし、今はインターネットが発達し、誰とでも簡単に繋がることができるようになりました。
インターネット上には詐欺師的な人々も多いですが、素晴らしい人々が多くいるのも事実なのです。
(この件の詳細については、今後別記事を書く予定です。)

 

3つめは、時代の流れを読みその波に乗ることです。
終身雇用制度は崩壊し、政府が副業をすることを勧めている時代です。
会社に属して働いて稼ぐのではなく、個人で働いて稼ぐ「個の時代」がすぐに到来します。

こういった時代の流れの中で、
私たちは冷静に時代の流れを読んで、成長する分野へ柔軟にシフトしていく姿勢が必要です。

例えば、インターネットに関するビジネスは今後も拡大し続けます。
日本は人口減少に転じていますが、
インドは2050年頃まで人口がボーナスが続くとされています。
言語の壁がありますが、テクノロジーの進化のスピードを考えれば、
こういった言語の壁が関係なくなる日も遠くはないのです。
(この件の詳細については、今後別記事を書く予定です。)

 

まとめ

考えたこと

【新しい時代を生きるための戦略】
・まず「頑張らないことを頑張る」という考え方が基本にある。
 これは「根性」「努力」「頑張る」などの古い価値観をきっぱりと捨てるために、
 その仕組みや方法に注力していくという考え方となる。

・具体的な戦略は以下の3つとなる。
 ①脳科学の知識とノウハウを最大限に利用する。
 ②メンターを見つけて最短ルートを進む。
 ③時代の流れを読みその波に乗る。

 

新しい時代を生きていくためには、新しい価値観とそれに基づいた戦略が必要となります。

今回は、「頑張らないことを頑張る」という考え方と、
これに基づいた3つの戦略について書きました。

昭和という時代とそれを背景にした昭和の価値観が正しいとされる時代が長く続きました。
しかし、歴史を振り振り返っても、同じ価値観が永遠に続くことは決してないのです。

私たちは時代の展開期に生きており、自らも変わることから逃げてはいけません。