私がうつ病になった原因は3つ、この原因が揃えば誰でもうつ病になる

 

人がうつ病になる原因は、大きく3つのストレスにあると私は考えています。

 

私の場合は、この3つのストレスすべてが揃い、
うつ病を発症してしまいました。

私が具体的にどのようなストレスを抱えていたのか、
を振り返って考えてみました。

 

人間関係によるストレス

アドラー心理学によれば、
「人間の悩みはすべて人間関係に行きつく」と言われます。

少し極端にも感じますが、とても的を射た表現だと思います。

 

私の場合は、新しいプロジェクトに参画することになり、
社内、社外の大勢の人と関わることになりました。

この中で、私が苦手でやりたくないことである、
社外の人の前で話したり、ヒアリングするといった仕事を繰り返し行いました。

苦手意識があり、自分の仕事に自信が持てないため、
「話し方が下手だと思われたくない」
「失敗して恥をかきたくない」
「仕事ができない人だと思われたくない」
といった気持ちに、だんだんと支配されていきました。

苦手なことを続けることによる精神的疲労もありましたが、
いつの間にか、他人の目を気にし過ぎるようになっていきました。
これによって、私の精神は徐々に消耗していったと考えています。

社内の同僚に対しても、こういった私の状況を相談することができませんでした。
そして、自分の仕事内容に自信がなく、納得もできていなかったので、
だんだんと、引け目を感じるようになっていきました。

そしていつしか、社内の同僚の目ですら気にし過ぎる状態に陥っていました。

 

再び、アドラー心理学によれば、
「他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになる」
と言われます。

私は、自分の得意ではない仕事を繰り返し続けるうちに、
自分に自信が持てなっていきました。

そして、他者からの評価ばかりを気にするようになっていきました。
他人の目を過剰に意識するようになり、いつしか、
自分自身の人生を生きることを忘れてしまっていたのです。

 

病気によるストレス

あたり前のことですが、心と体は繋がっています。

以前の記事にも書いたように、
私はうつ病を発症する直前に、帯状疱疹を発症しました。

うつ病発症の前兆・・・今思えば体は「助けて」と悲鳴をあげていた

2018.04.13

 

帯状疱疹は激痛を伴います。
仕事中も常に痛みがはしり、日に日に、集中力や作業効率が落ちていきました。

そして、次第に、仕事への自信や自分の体への自信、も失っていきました。

また、激痛によって夜眠れなくなり、生活のサイクルが崩れていきました。
これにより、体力が落ち、仕事の質もさらに低下していきました。

こういった負のサイクルにより、私はとうとう不眠症になってしまったのです。

 

病気は体を弱らせ、心も弱らせます。
風邪などの軽度の病気であっても、体が弱り、心が弱気になってしまいます。

世の中には重い病気で苦しまれている方々がいます。
私は、そいった方々と比べれば軽度ではありますが、
ストレスを原因として、帯状疱疹や虫垂炎を発症しました。

私は、今まで大きな病気になったことはありませんでしたが、
こういった病気になったことで初めて、病気が心と体を同時に弱らせることを実感しました。
心と体は繋がっているのです。

 

お金の問題によるストレス

最後にお金の問題によるストレスです。
これについては正直なところ、まだ心の整理がついていないため書きたくない話なのですが、
自分への戒めと、他の方にも少しでも参考になるようにと考え、書ける範囲で書きます。

 

私は、金融投資で数百万では収まらないくらいの額の損出を出しました。
借金がないのがせめてもの救いですが、金融資産の大半を失いました。

投資とは言いましたが、私の投資行動は投機だったと思います。
ギャンブルとまでは言いませんが、イチかバチかのバクチ的な取引をしてしました。

金融投資という世界の中で、
ヘッジファンドなどのいわゆるプロ(オトナ)に混じって、
私たち素人(コドモ)が勝つための唯一の方法は、
安全なレバレッジ内で中長期的に戦うことです。

なぜなら、素人であっても、情報を集めてきちんと考えれば、
中長期的な大きなトレンドがどうなるかを判断することができるからです。

 

こういったことを理解していたにも関わらず、
私は短期的に、しかも、バクチ的に取引をしてしました。

なぜ、こんなことをしてしまったかというと、
これには、精神的な部分が大きく影響しています。

今振り返ると、私は数年ほど前から「前うつ状態」にあったと考えています。
精神的に弱くなっており、「早く会社を辞めたい」「お金を貯めて早くリタイヤしたい」
というようなことをずっと考えていました。
この心の弱さが、投機的な投資行動として現れたのです。

そして、損失を出すと、損出を取り返してやろうと思い、
さらに、バクチ的な取引を繰り返してしまいました。

このような心理状態と行動は、
経済学では「サンクコスト効果」、心理学では「コンコルド効果」と言われます。

今までに投資に注いできた費用や時間、精神的な労力などに対して、
普通に考えれば、それらが返って来る見込みがほとんどないのにも関わらず、
回収不能となったそれらを諦められないために、冷静な判断ができなくなり、
計画を続行してしまう状態を表した言葉です。

私は、まさにこの状態に陥っていたのです。

 

先ほども書きましたが、金融投資は、きちんと考えて、
安全なレバレッジ内で中長期的に実施できるあれば、利益をあげることはできます。

ただし、そういったことを理解しているつもりでも、
精神的に安定していない時には、人間は正しくない行動をとってしまうのです。

お金の問題は、
人間関係や病気による問題とはまた違った、強くて暗いストレスを与えます。

それは、今までコツコツ積み上げきたものを失う消失感、
この先どうやって生きていけばよいのか、という絶望と恐怖です。

 

まとめ

考えたこと

【この原因が揃えば誰でもうつ病になる】
・うつ病の主な原因には、人間関係、病気、お金の問題によるストレスの3つがある。

 

3つのストレスがすべてが揃えば、
おそらく大半の人がうつ病になってしまうと私は考えます。

ただし、3つのストレスがすべて揃わなくても、
このうち1つに強烈なストレスがあるような場合では、
これが、うつ病へのきっかけになる可能性が十分にあります。

これらのストレスを抱えている方は、十分にご注意ください。